年金って、
この先も本当にもらえると思いますか?
・自分たちの世代はもらえない
・払うだけ損
こう思っている人が、
かなり多いと思います。
でもここで、
一度だけ冷静に考えてみてください。
その考えは
本当に正しいでしょうか?
年金はこの先もずっともらえる?
「なんとなく不安だから」
「どうせもらえない」
と決めつけていないでしょうか。
そしてその結果、
という状態になっていませんか?
これが、実は一番危険なんです。
なぜなら、
が、老後で一番困る人だからです。
逆に言えば、
ちゃんと対策できる」
ここに大きな差が生まれます。
実際、年金については
・財政は大丈夫なのか
・運用ってどうなっているのか
こういった、破綻の不安をあおる情報が、
断片的にバラバラに出てきます。
その結果、
「なんとなく不安だけが残る」
これが今の状況です。
でも本来、重要なのは、
仕組みで判断すること」
です。
今回の記事では、
・なぜ「破綻するかも」と言われるのか
・実際に財政はどうなっているのか
・GPIFの運用はどうなっているのか
そして最後に、
ここまで、
分かりやすく解説していきます。
そしてこの記事を読み終わったとき、
なんとなくの不安
↓
根拠のある判断
この状態に変わります。
年金は、
「知らないと不安になる制度」
ですが、
でもあります。
ぜひ最後まで見て、
「不安で考えない状態」から
「理解して判断できる状態」に
なってください。
年金制度の現在から未来を見る
ではここから、
今回の記事で何が分かるのかを
整理しておきましょう。
今回のテーマは、
です。
ただし、
単なる解説ではありません。
多くの人は、
「年金は破綻しそう」
という曖昧な情報だけで
判断しています。
しかし実際には、
仕組みを理解しているかどうかで
老後の判断は大きく変わります
この記事では、
その「判断の基準」を作っていきます。
まず1つ目は、
年金はどうやって成り立っているのか。
ここを、分かりやすく解説します。
ここが分かると
「なぜ不安が出るのか」
が理解できます。
2つ目として、
なぜ年金は「破綻しそう」と言われるのか。
少子高齢化の影響や、
人口構造の変化について、
具体的な数字で見ていきます。
ここを知らないと、
「過度に不安になるか
逆に楽観しすぎる」
このどちらかになります。
3つ目は、
年金はどうやって維持されているのか。
この仕組みについて、
かなり分かりやすく解説します
ここが
「破綻しない理由」につながります。
4つ目は、GPIFの運用の実態です。
・どのように運用されているのか
ここを知ることで、
年金の見え方が変わります
そして5つ目ですが、
「結局、年金は破綻するのか」
ここについては、感覚ではなく、
プロの判断としてお伝えします
さらにこの記事では、
FPとしての現実的な考え方を
お伝えします。
つまり、
年金とどう向き合えばいいのか。
ここまで踏み込みます。
ここまで聞いて、
こう思った方もいるかもしれません。
「難しそう」
でも安心してください。
今回の記事では、
できるだけシンプルに、
そして数字で理解できる形で
解説していきます。
この記事を最後まで読むと、
なんとなくの不安
↓
仕組みで判断できる状態
に変わります。
ここを理解しているかどうかで、
老後の準備の質が大きく変わります
ぜひ最後までお読みください。
年金制度の仕組みをわかりやすく解説
ここから、年金の仕組みを
できるだけシンプルに
解説していきます。
最初に、一番大事な前提ですが、
ここは、多くの人が誤解しています。
と思われがちですが、
それは違います。
実際の仕組みは、こうなっています。
↓
今の高齢者に支払う
これを
「賦課方式(ふかほうしき)」
と言います。
現役世代=支える人
高齢者=受け取る人
つまり、
なんですね。
ここで重要なポイントです。
「自分の年金は
自分で貯めているわけではない」
だからこそ、
「人口の影響を大きく受ける」
という特徴があります。
なぜ年金問題が起きるのか
年金に関しても、よく言われる問題です。
【少子高齢化】
これはどういうことかというと、
=受け取る人が増える
つまりバランスが崩れる
ということです。
昔は、
「現役世代9人で
高齢者1人を支える」
今は、
正直な話、かなり厳しい状態です
これを聞くと、
多くの人がこう思います。
「それならもう無理じゃないか?」
でもここで、
一つ重要なことがあります。
年金は「2階建て構造」
日本の年金は、
【2階建て構造】
になっています。
1階部分が
全員共通の国民(基礎)年金
2階部分が
会社員・公務員対象の厚生年金
つまり、
最低限の生活(1階)
上乗せ(2階)
という設計です。
ここが年金問題の本質
ここが一番重要です。
年金は「生活のすべて」ではなく、
最低限を支える仕組みです。
つまり最初から、
年金だけで足りる設計ではないのです。
ここを勘違いすると危険です。
FPの相談現場では、
多くの方がこう言います。
「年金だけで生活できますよね?」
私はこう答えます。
「それは前提が違います」
年金は
その上に生活を作る
これが正しい理解です。
・支える人が減る
・受け取る人が増える
当然、支え合うバランスは崩れます。
しかし実際は、
対策は取られている
のです。
年金を支える「マクロ経済スライド」
ではここから、年金の中でも
一番重要でありながら、
一番誤解されている仕組みを解説します。
それが
です。
【マクロ経済スライド】とは?
名前が難しすぎて、
ほとんどの方がよくわかっていません。
・マクロ
・経済
・スライド
何のことか分かりませんね。
でも安心してください。
やっていることは
非常にシンプルです。
一言で言ってしまえば、
マクロ経済スライドとは、
年金を守る仕組み」
です。
これが本質です。
なぜマクロ経済スライドが必要なのか。
理由はシンプルです。
・高齢者が増える
・現役世代が減る
結果、
・お金が足りなくなる
誰にでもわかることですが、
そのままだと破綻します。
そこで“支給額を調整する” のが、
マクロ経済スライドです。
マクロ経済スライドの実例
例えば、本来なら物価上昇などで、
年金は毎年2%増えるはずなのが、
人口の影響を考えて1%に抑える。
つまり
増え方を抑えている
ここがポイントです。
ここでよくある誤解です。
「年金がどんどん減る」
これは半分正しくて、半分間違いです。
正しく言うと、
「実質的に減る」
です。
どういうことかというと、
物価の上昇の方が大きい
ということです。
つまり年金は上がっているけれど、
支出がそれ以上に
大きくなるということです。
年金制度は破綻しません
ここがこのテーマの核心ですが、
年金は
になっています。
しかしその代わりに、
のです。
これが今の年金の現実です。
FPの視点で年金制度を考える
この話をすると、よくこう言われます。
「じゃあ、意味ないですよね?」
でも、私はこう答えます。
「意味はあります」
なぜなら、
からです。
つまり、
無いよりは良い
と考えます。
100万円もらえる予定が、
80万円になる可能性はあっても、
0円にはならないのです。
年金制度の意味をもう一度考える
ここでもう一度、
年金制度を考えてみてください。
すでにお話ししたように、年金は
「国が生活を助けてくれる制度」
ではなく、
です。
つまり多少増えようが減ろうが、
文句を言えるお金ではないのです。
それならば、破綻してゼロになるよりは、
減ったとしても、
ある方が良いに決まっています。
しかも年金がゼロになるのと
少なくなるのと、
どちらが現実的だと思いますか?
これが現実的な答えです。
つまり現実的に破綻する可能性は
低いということです。
年金原資を運用するGPIFとは?
では次に、
年金を支えているもう一つの柱を
見ていきます。
それが
です。
日本の年金原資を運用するこのGPIF、
どれくらいの規模だと思いますか?
「約200兆円」
ピンとこないですよね。
分かりやすく言いますと、
日本の国家予算の約2倍の規模です。
つまりGPIFは、
「世界最大級の投資機関」
なんですね。
GPIFの年金原資運用方法
このGPIFは何をしているのでしょうか。
一言で言うと、
運用して増やしている」
これだけです。
ただしここで重要なのは、
“ギャンブルではない”
ということです。
GPIFの特徴は「分散投資」です。
具体的には、
・海外の株
・日本の債券
・海外の債券
4つに分けています
つまりどれかが下がっても、
他でカバーする運用方法です。
当然の話ですが、
増やすどころか、減ってしまっては
元も子もありません。
安定重視の運用ということに
なります。
なぜ運用が必要なのか
ここで重要なポイントです。
なぜ運用しているのか?
答えはシンプルで、
保険料だけでは足りないからです。
現役世代の負担だけでは限界があり、
特に今の少子高齢化社会では、
なおさらです。
そこでその不足する部分を
運用で補っているのが現実なのです。
GPIFの実際の運用成果
では実際の運用成績は
どうなのか。
GPIFは、
されています。
もちろん、
年によってはマイナスもあります。
しかし重要なのは、
ことです
ここでよく言われるのが、
「損したらどうするの?」
確かに気になりますよね。
でもここで重要なのは、
「短期ではなく長期で考える」
ということです。
GPIFは数十年単位で運用しています。
だからこそ安定した結果に
なるわけです。
ここで、
前項のマクロ経済スライドの話と
つながります。
・その不足をGPIFでの運用で補う
この2本の柱で、
制度を継続しているのです。
つまり年金は保険料だけでなく、
調整と運用があって、
継続的な仕組みとして成り立っている
わけです。
年金は本当に破綻するのか?
ではここまでの内容を踏まえて、
一番気になるこの問いに答えます。
多くの人は、
・もう終わっている
・払うだけ無駄
こう感じていると思います。
結論を言いますと、
極めて低い
です。
まずここは、はっきりお伝えします。
なぜ破綻しにくいのか
理由はシンプルで、
だからです。
・税金
・運用(GPIF)
この3つで
支えられている制度であり、
さらに、
「マクロ経済スライド」
という“自動調整機能” があります。
つまり、
ことが出来るのです。
破綻はしなくても、安心は禁物です
ここで誤解しないで欲しいのですが、
「安心していい」
という話ではありません。
現実はこうです。
具体的には
・支給額の抑制
・実質的な価値の低下
これは十分あり得ます。
一番現実的な年金の未来
一番現実的なシナリオは、
です
つまり、
「ゼロになるリスクではなく、
減るリスクがある」
ここを間違えると、判断を誤ります
よくある年金の2つの失敗
ここでお話しするのが、
多くの人がやってしまう失敗です。
① 極端な悲観
「どうせもらえない」
→ 何もしない
② 極端な楽観
「なんとかなる」
→ 何も準備しない
では、どう考えるべきか。
私はいつもこうお伝えしています。
年金は「ある前提」で考え、
「足りる前提」では考えない
これが最も現実的です
分かりやすく言うと
生活はその上に作る
これが正しい考え方です。
ここまで理解できたら、
やるべきことはシンプルです。
② 不足額を把握する
③ 対策を考える
これだけです
FPとして考える年金の将来
すでに結論付けたように、
年金が破綻することはほぼない
と言っても良いでしょう。
調整や運用の仕組みがあるのも
その理由ですが、
何といっても国の一大事業です。
日本という国の破綻
と言っても
過言ではありません。
ただし支給条件や金額は、
減る方向に向かうことは
間違いないでしょう。
別記事で解説した
【在職老齢年金】の基準額が
上がっていることにも関係しますが、
国としては、健康であれば、
65歳以上でも働いて欲しいのです。
【在職老齢年金】につきましては、
以下の記事で詳しく解説していますので、
ぜひお読みください。
【働くと年金が減る!?】
65歳以上で働くと年金が
減る人・減らない人│在職老齢年金
つまり国が、
支給年齢引き上げの方向に向かうので、
自分で対策してほしい
と言っているようなものなのです。
年金はあくまでも
「老後生活の土台」
でしかありません。
破綻はしませんが、
頼るものではありません。
今は働き方も多様化し、
無理せず、自分のペースで
働ける仕事も増えています。
これがこれから生きるために
必要とする考え方なんですね。
迷ったら、プロの判断基準を
このブログで手に入れて下さい。
FP実況中継でした。

