【体験談】「老後は賃貸だと厳しい…」68歳女性が感じた“住まい不安”のリアル

「老後は賃貸だと厳しい」

そんな話を聞いたことがある方も
多いのではないでしょうか。

実際にインターネットで検索すると、

・高齢者は部屋を借りにくい
・年金だけでは家賃負担が重い
・保証人がいないと契約できない
・老後破産につながる

など、
不安になる情報が数多く見つかります。

 

老後の賃貸生活は本当に厳しいのか?

 

近年は未婚率の上昇や
単身世帯の増加によって、
持ち家を持たないまま
老後を迎える人も増えています。

そのため、

「年金生活で
家賃を払い続けられるのか」「高齢になっても
今の部屋に住み続けられるのか」「もし引っ越しが必要になったら
部屋は借りられるのか」

といった不安を抱える人も少なくありません。

 

しかし、賃貸だから必ず生活が
苦しくなるわけでもありません。

実際には、

・家賃が収入に対して高すぎないか
・貯蓄はどのくらいあるか
・地域の住宅支援制度を利用できるか
・将来の住み替え準備をしているか

によって状況は大きく変わります。

今回は、
「老後賃貸の厳しい現実」と向き合った
68歳女性のリアルな体験談を
ご紹介します。

持ち家を持たずに老後を迎えた彼女が、
どのような不安を感じ、
どのように向き合っていったのか。

同じ悩みを抱える方の参考になれば
幸いです。

 

68歳女性の生活体験談

私は68歳まで、
ずっと賃貸アパートで暮らしてきました。

結婚後も賃貸。
子育て中も賃貸。
離婚後も、そのまま賃貸生活でした。

若い頃は、
「持ち家なんて無理しなくていい」と
思っていました。

 

実際、気楽でした。

固定資産税もありません。

修繕費も基本的には不要。

引っ越しも自由。

だから長い間、
「賃貸のほうが身軽でいい」と
思っていたんです。

でも、その考えが変わったのは
60代後半でした。

 

更新のたびに不安になるようになった

最初に強く不安を感じたのは、
賃貸更新の時です。

不動産会社とのやり取りで、
何気なく言われた言葉が
頭に残りました。

 

「最近は高齢の方の契約、
少し厳しくなってるんですよね…」

その瞬間、急に怖くなったんです。

「もし次、断られたらどうしよう」と。

 

それまで、

“住む場所がなくなる”

なんて考えたこともありませんでした。

でも高齢になると、状況は変わります。

「保証人はいますか?」
「緊急連絡先は?」
「収入は年金だけですか?」

そんな確認をされるたびに、

「私は“リスク側”として
見られているんだな・・・」

と感じるようになりました。

 

家賃がずっと重く感じるようになった

さらに不安だったのが、
毎月の家賃です。

現役時代は普通に払えていました。

でも年金生活になると、
感覚が全く変わりました。

 

私の年金は月12万円ほど。

そこから毎月6万円近い家賃
消えていきます。

つまり、年金の半分が家賃です。

これが想像以上に重かったんです。

・光熱費
・食費
・医療費
・日用品

そこに家賃が加わると、
ほとんど余裕がありません。

気づけば毎月、
「今月もギリギリだな…」
と思いながら生活していました。

 

「老後 賃貸 厳しい」と検索する日々

60代後半になってから、

「老後 賃貸 厳しい」

と検索することが増えてました。

すると、

・高齢者は賃貸を断られる
・孤独死リスクで嫌がられる
・保証人問題
・老後破産

そんな記事ばかり出てきます。

読むたびに不安が強くなりました。

 

特に怖かったのは、

「もし今の部屋を
出ることになったら…」

という想像です。

年齢を重ねるほど、

“新しく部屋を借りる難しさ”

を強く感じるようになりました。

 

一番つらかったのは「安心できないこと」

実際、今すぐ追い出されるわけでは
ありません。

家賃滞納もしていません。

でも、

“いつまで住めるかわからない”

という感覚が、ずっと心にありました。

これが本当に苦しかった。

 

持ち家の友人を見ると、

「やっぱり安心感が違うな…」

と思うこともありました。

もちろん持ち家にも、

・固定資産税
・修繕費
・相続問題

などあります。

 

でも少なくとも、

「住む場所がなくなるかもしれない」

という不安は少ないです。

老後になると、
その“安心感”の大きさを実感しました。

 

少し気持ちが楽になったきっかけ

そんな中、市役所で相談した時に、

高齢者向け住宅支援制度の存在を
知りました。

さらにFP相談でも、

・家賃負担率
・生活費バランス
・今後の住み替え準備

を整理してもらいました。

その時に初めて、

「今からでも
準備できることはある」

と思えたんです。

 

私はずっと、

「賃貸だから
もうどうしようもない」

くらいに考えていました。

でも実際には、

・早めに情報を集める
・高齢者向け住宅を調べる
・家賃を下げる選択肢を持つ
・支援制度を知る

ことで、不安は少し軽くなりました。

 

この体験談に対するFPとしてのアドバイス

この68歳女性のケースは、
今後さらに増えていく典型例だと
感じています。

現在は、

・未婚率上昇
・単身高齢者増加
・持ち家を持たない人の増加

によって、

“老後も賃貸”

という人が確実に増えています。

そして実際、
老後の賃貸生活には厳しい現実
あります。

 

特に重要なのは、

「家賃負担率」

です。

年金生活では、
“家賃が収入を圧迫し続ける”状態
なります。

例えば、
年金12万円で家賃6万円の場合、

収入の50%が家賃

になります。

これはかなり重い負担です。

 

また、高齢になるほど、

・入居審査
・保証人問題
・孤独死リスク

などで、
賃貸契約が難しくなるケースも
現実にあります。

そのためFPとしては、

元気なうちに住み替えを検討する
家賃を下げられる地域を考える
高齢者住宅制度を調べる
住宅扶助や支援制度を知る

ことを早めに考えるのが
重要だと思っています。

 

ただし、

「賃貸だから終わり」

ではありません。

逆に、

・固定資産税がない
・修繕リスクが少ない
・柔軟に住み替えできる

というメリットもあります。

重要なのは、

“老後の収入に合った住まい”

を早めに準備することです。

 

もし今、

「老後賃貸の厳しい現実」

に不安を感じているなら、
まずは、

・今の家賃負担
・将来の更新リスク
・住み替えの選択肢

を整理してみてください。

老後の住まい問題は、

“元気なうちの準備”

で大きく変わる可能性が
あります。