皆さんは、
投資信託を買おうと思って
証券会社の画面を開いた時、
こんな経験はありませんか?
実際、投資信託は、
約5,800本あります。
その中から、初心者が
たった1本の投資信託を選ぶのは、
正直に言うと、かなり難しいです。
「商品選び」よりも「選び方」の方が重要
多くの人は、
「YouTubeでおすすめされていたから。」
「銀行で勧められたから。」
そんな理由で投資信託を選びます。
しかしFPとして、
私はその選び方をおすすめしません。
なぜなら、投資信託は
だからです。
実際、FP相談でも、
一番多い質問があります。
という質問です。
しかし私は、ここで具体的な
投資信託名を答えることは、
まずありません。
なぜなら、
合う人と合わない人がいる
からです。
30歳で、
老後まで30年以上ある人と、
58歳で、あと数年で
退職する人がいます。
この二人に、
同じ投資信託を勧めるでしょうか?
答えは、「NO」です。
投資信託は「何を買うか」より、
の方が重要なんです。
私はFPとして、
毎日のように家計相談を
受けています。
その中で感じるのは、
投資で成功する人は、
商品選びが上手な人では
ありません。
です。
逆に、失敗する人には、
共通点があります。
「みんなが買っているから安心。」
この考え方が、
後悔につながることが
少なくありません。
ですので、この記事では、
よくありがちな
はやりません。
その代わり、
投資信託を選んでいるのか
その思考を、
実況中継していきます。
この記事を最後まで見れば、もう、
「どれがおすすめですか?」
と人に聞かなくても、
が身につきます。
これは
投資信託だけではありません。
NISAでも、iDeCoでも、
一生使える考え方
になります。
ぜひ最後までお読みください。
9割の人が「投資信託を探す順番」を間違えている
まず最初に、
この記事で何が分かるのか、
整理しておきます。
投資信託を始めようと思った
多くの人が、最初にぶつかる壁が
あります。
それが、
という壁です。
証券会社の画面を開くと、
など、知らない言葉が
たくさん並んでいます。
そして、その数は数千本。
初心者からすると、
「どれが一番儲かるの?」
「結局おすすめは?」
と思いますよね。
しかしここで、
FPとして最初にお伝えしたいことが
あります。
それは、
ということです。
これが、この記事で
一番お伝えしたいことです。
YouTubeなどには、
という動画がたくさんあります。
もちろん、
参考になるものもあります。
しかし、
FPはそういう選び方はしません。
なぜなら、投資信託には
からです。
あるのは、
なんです。
・55歳で定年まで5年の人
・教育費がこれからかかる人
・退職金を運用したい人
この4人に、
同じ投資信託を勧めるでしょうか?
もちろん違います。
だからFPは、【商品選び】ではなく、
を教えます。
この記事では、
相談現場で見ているポイント
を、順番に実況していきます。
まず、
を、初心者の方にも分かるように
解説します。
そして、
もお話しします。
実は、投資で失敗する人の多くは、
商品が悪かったのではありません。
だけなんです。
さらに、
をご紹介します。
この4つだけ覚えていただければ、
数千本ある投資信託も、
かなり絞り込めるようになります。
さらに、
初心者の方が必ず迷う、
も、FP目線で分かりやすく
解説します。
そして後半では、
私が相談現場で実際にやっている
FPの判断実況をお話します。
相談者が来たとき、私はいきなり、
具体的な投資信託名を言うことは
ありません。
まず、
「何のためのお金ですか?」
「いつ使う予定ですか?」
「どこまで値下がりに
耐えられますか?」
という質問から始めます。
なぜそうするのか。
その理由も、
この記事を読めば分かります。
そして、この記事を
最後まで読んでいただければ、もう、
「おすすめの投資信託を
教えてください」
ではなく、
ようになります。
これは、NISAでもiDeCoでも、
これから先ずっと役に立つ
考え方です。
そもそも投資信託とは何か
まず最初に、
について解説していきます。
実はFP相談でも、
こんな質問を本当によく受けます。
株と何が違うんですか?」「NISAと投資信託って
同じなんですか?」「投資信託を買えば、
お金は増えるんですか?」
こうした質問です。
つまり多くの人は、
名前は聞いたことがある
でも、
中身はよく分からない
という状態なんです。
でも安心してください。
投資信託は、難しそうに見えますが、
仕組み自体はとてもシンプルです。
今回は、FP相談で
実際に説明している方法で、
できるだけ分かりやすく
実況中継していきます。
投資信託を一言で言うと
投資信託を一言で表すと、
プロに運用してもらう仕組み
です。
皆さん一人ひとりが、
1万円ずつ出したとします。
100人集まれば、
「100万円」になります。
1,000人集まれば、
「1,000万円」になります。
そして集まったお金を、
運用会社のプロが、
世界中の会社へ投資してくれる。
これが、投資信託です。
つまり、
自分一人では買えないほど、
たくさんの会社へ投資できる
仕組みなんです。
株との違いは?
ここで、よくある疑問にお答えします。
です。
株を買う場合。
あなたが、
ある会社の株を買うとします。
その会社の業績が悪くなれば、
株価も下がります。
つまり、株を買うということは、
ということです。
投資信託は違います。
全世界株式の投資信託なら、
数千社に投資しています。
S&P500なら、
アメリカの代表的な約500社へ
投資しています。
つまり、一社が悪くなっても、
他の会社がカバーしてくれる可能性が
あります。
これを、
と言います。
この考え方は、
です。
投資信託の中身は何なのか
では、投資信託の中には、
何が入っているのでしょうか。
実は、商品によって違います。
✔ アメリカ株だけに投資する
✔ 世界中の株へ投資する
さらに、
✔ REIT(不動産)
✔ 金(ゴールド)
などへ投資する投資信託もあります。
つまり、投資信託と一言で言っても、
んです。
だからFPはまず、
を確認します。
投資信託とNISAとの違い
ここも、初心者の方が
混乱しやすいところです。
実は、NISAと投資信託は
同じではありません。
NISAは、
です。
一方、投資信託は、
です。
スーパーで例えるなら、
投資信託は「買う商品」
です。
つまり、
というイメージです。
この違いを理解すると、
NISAも一気に分かりやすく
なります。
FP相談でよくある勘違い
実際の相談では、こんな方がいます。
「投資信託なら
絶対に増えますよね?」
という質問です。
その質問に対し、
私は必ずこう答えます。
減る可能性もあります。」
なぜなら、
投資信託も【投資】だからです。
景気が悪くなれば、
値下がりすることもあります。
ニュースで株価が
大きく下がる日がありますよね。
その影響は、
投資信託にもあります。
つまり、
ということです。
ここは、
必ず理解しておいてください。
FPが考える投資信託の本当の役割
ここで、FPとして
一番伝えたいことがあります。
投資信託は、
「お金を増やす商品」と
思われがちです。
もちろん、それも間違いでは
ありません。
しかしFPとしては、
少し違う見方をしています。
それは、
という考え方です。
「畑に苗を植える」
毎日見ても、ほとんど変わりません。
しかし、毎日水をあげ、
時間をかけることで、
少しずつ大きく育っていきます。
投資信託も同じです。
一気に儲けるものではなく、
なんです。
だからこそ、FP相談では、
「どれが一番儲かるか」
ではなく、
どの投資信託なら続けられるか」
という視点で考えています。
【投資信託】をまとめると、
プロが運用する✔ 最大の特徴は、一つの商品で
世界中に分散投資できること✔ 短期間で儲ける商品ではなく、
時間をかけて、
資産を育てていく商品
となります。
初心者が失敗する理由
ここからは、
特に重要なパートになります。
なぜなら、
投資信託で損をする人の多くは、
投資信託選びで失敗している
のではないからです。
実は、
で失敗しているんです。
FP相談でも、
相談者の方が買った商品を見ると、
「この商品が悪い」
というより、
に問題があるケースが非常に多いんです。
ここでは、
実際の相談現場でよく見る、
を実況中継していきます。
「去年一番上がった投資信託」を買う
まず、一番多い失敗です。
証券会社の画面を開く。
すると、
「過去1年間 +35%」の商品があります。
その横には、
「+12%」があります。
多くの人は、こう考えます。
「35%も上がっているなら
これが一番いい商品だ。」
しかし、FPは逆に考えます。
です。
今年大きく上がった商品は、
来年も同じように上がるでしょうか?
それは誰にも分かりません。
むしろ、大きく上がった後は、
調整して下がることもあります。
つまり、
ということです。
ランキングだけで選ぶ
これも非常に多いです。
証券会社を見ると、
があります。
すると、
「1位だから安心」と
思ってしまいます。
しかし、考えてみてください。
レストランでも、
人気ランキング1位だからといって、
全員がおいしいと思うとは
限りません。
辛い料理が苦手な人もいます。
ボリュームが多すぎる人も
います。
投資信託も同じです。
ランキング1位でも、
とは限りません。
FP相談では、ランキングは、
として見るだけです。
それだけで決めることは
ありません。
「銀行がおすすめしたから」
これもよくあります。
「銀行の人に勧められました。」
という相談です。
もちろん、
銀行員の方が悪いわけでは
ありません。
しかしFPとしては、必ず商品
と確認します。
すると多くの方が、
「よく分かりません。」
と答えます。
つまり、
買ってしまっている
んです。
これは非常に危険です。
なぜなら、値下がりした時、
からです。
そして、
ことにつながります。
SNSやYouTubeだけで決める
最近、急激に増えているのが、
このケースです。
「YouTubeで紹介されていたので
買いました。」
「SNSで話題だったので買いました。」
という相談です。
もちろん、
情報収集として見るのは
良いことです。
私自身も、
YouTubeで情報を発信しています。
しかし、
一つだけ気を付けてください。
私も含めて、
YouTubeで話している内容は、
なんです。
あなた専用のアドバイスでは
ありません。
同じ【S&P500】でも、
30歳の人と60歳の人では、
考え方は変わります。
だからFPは、
んです。
「一番儲かる投資信託」を探してしまう
これが、
初心者が最も陥りやすい
考え方です。
相談でも、よく聞かれます。
「一番儲かる投資信託は
どれですか?」
しかし私はいつも、こう答えます。
誰も苦労しません。」
未来は、誰にも分かりません。
だからFPは、「一番儲かる商品」ではなく、
を探します。
これが、一般的な投資情報との
大きな違いです。
値下がりするとすぐ売る
これは、
本当にもったいない失敗です。
100万円投資しました。
数か月後、
95万円になりました。
すると、
「やっぱり投資は怖い…」
と思って、売ってしまう。
でもその後、市場が回復し、
120万円になることもあります。
つまり、
んです。
FP相談では、
こういうケースを何度も
見てきました。
だから私は、投資を始める前に、
必ずこう聞きます。
「10%下がっても
持ち続けられますか?」
この質問に答えられないなら、
商品選びより先に、
必要があります。
目的がなく投資をする
相談現場で一番多い失敗は、
投資信託選びではありません。
です。
✔ 何となく人気だから買った。
✔ 何となく将来が不安だから。
この「何となく」というケースです。
FPは最初に、
「何のためのお金ですか?」
と、必ず聞きます。
・老後資金なのか。
・住宅資金なのか。
ここが決まらない限り、
商品は決まりません。
以上のように、
初心者が投資信託で失敗する理由は、
知識不足
ではありません。
からです。
「自分に合う商品」を見つける
ことの方が、
何倍も重要だと考えています。
初心者はこの4つだけ見ればいい
ここまで、投資信託の仕組みや、
初心者が失敗する理由を
お話ししてきました。
そして、多くの方は今、
こう思っているはずです。
「じゃあ結局、
何を見ればいいんですか?」
その答えが、ここでお伝えする
たった4つのポイントです。
FP相談でも、私は数十項目も
チェックしているわけでは
ありません。
この4つだけです。
この4つを見るだけで、
初心者が選ぶべき投資信託は、
かなり絞り込めます。
① 手数料(信託報酬)
まず、FPが最初に見るのは、
です。
正式には、
【信託報酬】と言います。
これは、投資信託を持っている間、
毎日少しずつ引かれる費用です。
つまり、
のようなものです。
例えば、
100万円投資した場合。
信託報酬が0.1%のものと、
1.5%のものがあるとします。
一見、1.4%しか
違わないように見えます。
しかし20年、30年積み立てると、
この差は何十万円、
場合によっては100万円以上に
なることもあります。
つまり初心者ほど、
なんです。
② インデックスファンドかどうか
次に見るのは、
かどうかです。
難しい言葉ですが、
簡単に言うと、
です。
例えばニュースで、
「今日は日経平均が
上がりました。」
「S&P500が下がりました。」
という話を聞きますよね。
インデックスファンドは、
その指数と同じような動きを
目指します。
対して、
という投資信託もあります。
こちらは、市場平均より、
もっと大きく利益を狙います。
しかしFP相談では、初心者には、
をおすすめすることがほとんどです。
なぜなら、長い期間では、
インデックスを
上回り続けることが難しい
というデータがあるからです。
さらに手数料も、
インデックスの方が低い商品が
多くあります。
つまり、初心者にとっては、
というメリットがあります。
③ 何に投資しているか
次に見るのは、
です。
ここで初心者は、
商品名だけ見てしまいます。
しかしFPは違います。
まず、中身を見ます。
・アメリカ株なのか
・世界中なのか
これだけで、
リスクは大きく変わります。
一つの国だけに投資する場合、
その国の景気が悪くなれば、
影響を大きく受けます。
しかし世界中へ投資していれば、
一つの国が不調でも、
他の国が支える可能性があります。
だからFPは、
「何という投資信託か」ではなく、
を確認します。
④ 純資産総額
最後に見るのが、
です。
難しく聞こえますが、簡単です。
その投資信託に、
ということです。
5億円しか集まっていない商品。
一方は、
5,000億円集まっている商品。
どちらが安心でしょうか。
もちろん、
金額だけで決めるわけでは
ありません。
しかし、
純資産総額が大きい商品は、
長く運用される可能性が高く、
途中で運用終了になるリスクも
比較的小さくなります。
そのためFPは、
必ずここも確認します。
逆に見なくていいもの
これも重要です。
初心者はつい、
こんなものを見てしまいます。
しかしFPは、ほとんど見ません。
なぜなら、
全く別
だからです。
ランキング1位の商品でも、
値動きが激しい商品かも
しれません。
その人が、10%下がっただけで
眠れなくなるなら、
その商品は合っていません。
つまり、
なんです。
全世界株とS&P500はどう違う?
ここからは、
初心者の方が一番迷うテーマです。
FP相談でも、
本当によく聞かれます。
どっちを買えばいいんですか?」
という質問です。
実際、NISAを始める方の多くが、
最後はこの二択で迷います。
YouTubeでも、SNSでも、
毎日のように比較されています。
しかし、FPとして
最初にお伝えしたいことが
あります。
正解がありません。
どちらが優れているかではなく、
どちらが合っているか
なんです。
ここでは、
FPが実際にどう考えて
選んでいるのか、
実況中継していきます。
S&P500とは?
まず、S&P500から
見ていきましょう。
S&P500とは、簡単に言えば、
です。
皆さんよく知っている、
・Microsoft
・Amazon
・NVIDIA
・Meta
など、世界を代表する企業が
多く含まれています。
つまり、
というイメージです。
アメリカ経済が成長すれば、
S&P500も上がりやすくなります。
全世界株とは?
それでは、
全世界株はどうでしょうか。
こちらは、
投資信託です。
アメリカだけではありません。
・ヨーロッパ
・中国
・インド
・新興国
など、
世界中へ分散して投資します。
つまり、
という考え方です。
そのため「オールカントリー」や
「オルカン」とも呼ばれています。
全世界株とS&P500の一番大きな違い
では、全世界株とS&P500の
二つの最大の違いは何でしょうか。
それは、もうお分かりの通り、
です。
S&P500は、
アメリカ中心です。
そして全世界株は、
世界中です。
つまりS&P500は、
一点集中型に近い考え方です。
全世界株は、分散型という
考え方になります。
S&P500のメリット
それでは、
S&P500のメリットを
見てみましょう。
最大の魅力は、
です。
世界には、
時価総額が大きい企業が
たくさんあります。
そしてその多くが、
アメリカ企業なんです。
つまり、
へ投資できる。
これが、
S&P500最大の魅力です。
しかし当然ですが、
影響を受けやすい
という特徴もあります。
全世界株のメリット
それでは、
全世界株はどうでしょうか。
最大のメリットは、
です。
アメリカが不調でも、
・ヨーロッパ
・日本
など、
他の国が伸びる可能性があります。
つまり、
一つの国に頼らないという
安心感があります。
その代わり、
アメリカだけが大きく伸びた場合は、
S&P500ほどのリターンに
ならないこともあります。
FPの考え方としては、
「どちらが儲かるか」
では考えずに、確認するのは、
です。
多少値動きが大きくても
というタイプなら、
S&P500を検討することがあります。
逆に、
一つの国に集中するのは不安
という方なら、
全世界株を検討します。
つまり、
なんです。
多くの人が勘違いしていること
ここで一つ、
多くの人が勘違いしていることが
あります。
全世界株と聞くと、
アメリカには投資していないと
思う方がいます。
しかし、現在の全世界株は、
非常に高い
投資信託が多くなっています。
つまり、全世界株を買っても、
アメリカ経済の影響は、
ある程度受けます。
ここは、
初心者が誤解しやすい
ポイントです。
持ち続けられることが重要
全世界株とS&P500を選ぶのは
どちらも正解です。
大切なのは、
です。
S&P500でも全世界株でも、
長い投資期間の中では、
必ず値下がりする時があります。
その時に、
ことが、一番もったいない。
ですからFPは、
一番利益が出そうな商品ではなく、
安心して持ち続けられる商品
を選びます。
これが、FP相談でも
実際にお伝えしている考え方です。
FPは実際に投資信託をどう選ぶのか
ここまで、投資信託の仕組みや、
見るべき4つのポイントについて
お話ししてきました。
ここで多くの方が、
選んでいるんですか?」
と考えると思います。
FP相談で一番多い質問も、
これなんです。
「FPなら何を買いますか?」
「おすすめを一つ教えてください。」
しかし私はここで、
商品名を答えることは、
ほとんどありません。
なぜなら、
からです。
ここでは、
FPが実際に相談現場で、
どんな順番で考えているのかを、
実況中継していきます。
FPは最初に商品を見ない
相談者が来て、
「投資を始めたいです。」
と言われたとします。
ここで、
商品検索を始めるFPは
ほとんどいません。
最初に聞くのは、
です。
これが、一番重要なんです。
STEP① 目的を確認する
投資と言っても、
目的は人それぞれです。
✔ 教育費
✔ 住宅購入
✔ 資産形成
全部、目的が違います。
3年後に使う教育費なら、
値動きの大きい商品は、
向いていないかもしれません。
しかし、
30年後の老後資金なら、
多少値動きがあっても、
長期運用できます。
つまり、
んです。
STEP② いつ使うお金か
次に確認するのは、
です。
・来年使う予定のお金
・10年後に使うお金
・30年後に使うお金
全部、選ぶ投資信託は変わります。
投資の世界では、
時間は非常に重要です。
長く運用できるほど、
一時的な値下がりを
乗り越えやすくなります。
だからFPは、
と確認します。
STEP③ どこまで値下がりに耐えられるか
私は相談者に、こんな質問をします。
持ち続けられますか?」
すると、反応は様々です。
「20万円も減るなら眠れません。」
「長期だから大丈夫です。」
人によって、全く違います。
つまり同じ投資信託でも、
安心できる人と不安になる人が
います。
値下がりは、持ち続けている間は
「ただの数字」でしかありません。
売って初めて
「値下がり損」が発生するのです。
その値下がりを
時間的・精神的余裕
が必要ということです。
STEP④ 家計全体を見る
ここがFPブログと、
一般的な広告投資ブログとの違いです。
私は投資を考える時、
必ず、家計全体を見ます。
・教育費
・貯金
・保険
・毎月の生活費
まで確認します。
なぜなら、
投資する以前に、家計が崩れたら
意味がないからです。
FPは常に、
を考えています。
ケース① 30歳会社員
・独身
・年収450万円
・毎月3万円積立予定
・老後資金が目的
このケースなら、
運用期間は30年以上あります。
つまり、
ができます。
FPとしては、
長期・積立・分散を前提に、
投資対象商品を考えます。
ケース② 45歳子育て世代
・子ども2人
・大学進学予定
・住宅ローンあり
このケースではまず、
目先の【教育費】を優先
します。
投資額を増やすより、
現金を残すことが重要と
判断するからです。
つまり、同じ投資信託でも、
積立金額は変わります。
ケース③ 58歳退職前
・退職まで2年
・退職金あり
・老後資金を運用したい
このケースでは、
30代と同じ考え方はしません。
運用期間が短いため、
します。
つまり、年齢によっても、
考え方は変わります。
FP式投資信託の選び方
私が投資信託を選ぶ順番は、
いつも同じです。
↓
投資期間
↓
リスク
↓
家計
↓
商品
この順番なんです。
逆に初心者は、
↓
目的
で考えてしまいます。
だから、迷ってしまうんです。
FPとしての結論
では、
投資信託選びは、
「どの商品を買うか」ではありません。
から始まります。
これが、
現場で毎日のように相談を受けている、
現役FPとしてのリアルな選び方です。
投資信託のよくある誤解
ここでは、投資信託について、
初心者の方が非常に勘違いしやすい
ポイントを解説していきます。
実は、FP相談では、
制度や商品を説明する時間よりも、
の方が長くなることがあります。
それくらい世の中には、
間違った情報や思い込みが多いんです。
誤解① 人気商品なら安心
これは一番多い誤解です。
証券会社のWEB画面を開くと、
人気ランキング1位
という商品があります。
すると多くの人は、
と思います。
しかしFPは逆に考えます。
を確認します。
一時的に相場が大きく上がると、
その商品にお金が集まります。
すると、
ランキング1位になります。
しかし人気だから、
今後も利益が出るとは限りません。
つまり、「人気=良い商品」では
ありません。
本当に見るべきなのは、
なんです。
誤解② 利益が大きい商品が一番良い
これもよくあります。
「過去5年間で200%上昇」
という商品を見ると、
「これを買えば儲かる」と思って
しまいます。
しかしFPは
その数字だけでは判断しません。
利益が大きいということは、
値動きも大きい可能性があります。
30%上がる年もあれば、
20%下がる年もあります。
その時あなたは、
その商品を持ち続けられる
でしょうか。
FPは利益率よりも、
を重視します。
誤解③ 投資信託なら必ず増える
これも初心者に多い誤解です。
投資信託という名前を聞くと、
と思う方がいます。
確かに、運用するのはプロです。
しかしプロでも、
景気や経済動向までは
コントロールできません。
のような出来事が起きれば、
多くの投資信託は値下がりします。
つまり、
なんです。
値上がりもあれば、
値下がりもあります。
ここを理解して始めることが、
非常に重要です。
誤解④ 毎日価格を見た方がいい
初心者ほど、毎日、
証券会社のアプリを開きます。
昨日より、3,000円増えた。
今日は、5,000円減った。
すると、
気持ちも一緒に上下します。
しかしFPは、
ほとんど毎日見ません。
なぜなら、
今回お話ししているのは、
だからです。
20年後を見据えた投資なら、
今日の値動きは、
ほとんど関係ありません。
逆に毎日見れば見るほど、
無駄に一喜一憂してしまいます。
積み立てを始めたら、あとは
だけで十分です。
誤解⑤ 一番人気の商品を買えば大丈夫
これも、
ランキングと似ていますが、
少し違います。
今、一番話題の商品があるとします。
すると、
という気持ちになります。
しかし投資で一番危険なのは、
“焦ること”です。
FP相談では、
「今始めないと損ですか?」
という質問もありますが、私は、
損をする可能性があります。」
と答えます。
誤解⑥ NISAなら損をしない
これは、
最近非常に増えた相談です。
安全ですよね?」
という質問です。
しかし、これは違います。
NISAは、
税金が得になる制度であって、
「損をしない投資商品」では
ありません。
投資信託は、
です。
制度と商品は、全く別です。
値下がりする時は、
値下がりします。
ここを勘違いすると、
「思っていたのと違う…」
となってしまいます。
誤解⑦ FPだから「おすすめNo.1」を知っている
FP相談でも、本当によく聞かれます。
どれを買いますか?」
しかし私は、
「おすすめ商品は、
あなたにしか分かりません。」
必ずこう答えます。
FPにとしての
「おすすめ商品」なんて
ありません。
あるのは、
だけなんです。
・50歳夫婦
・60歳退職後
全員、人生が違います。
だから、
同じ商品を勧めることは、
ほとんどありません。
FP相談で一番多い後悔
実は、
相談現場で一番多い後悔は、
「商品選び」ではありません。
です。
「おすすめだから。」
「みんな買っているから。」
その理由だけで始めると、
相場が下がった時に、
必ず不安になります。
ですのでFPは、商品より先に、
をお伝えしています。
です。
それができれば、
相場が上がっても下がっても、
慌てることはありません。
今日覚えてほしい4つの基準
皆さんに覚えていただきたいのは、
難しい投資理論ではありません。
次のたった4つです。
復習になりますが、大切なことですので、
理解しておいて下さい。
まず一つ目が、
です。
信託報酬は、
長く積み立てるほど、
大きな差になります。
二つ目が、
であるかどうかです。
初心者なら、
まずは市場全体に投資するという
考え方を知っておくことです。
三つ目が、
の確認です。
商品名ではなく、
中身を見る習慣をつけることです。
そして四つ目が、
です。
長く安心して
運用できる商品かどうかも
確認することです。
この4つの基準だけでも、
投資信託選びは大きく
変わります。
一番大切なのは「続けられること」
FPとして、最後に一つだけ
お伝えしたいことがあります。
投資で成功する人は、
一番儲かった人ではありません。
なんです。
毎月3万円を
20年間積み立てる。
決して派手ではありません。
しかしこういう人が、
長い目で見ると、
資産を育てていくケースが
非常に多いんです。
逆に、毎年のように
話題の商品へ次々乗り換える。
相場が下がるたびに売る。
こういう方は、
なかなか資産が増えません。
つまり、
投資で勝つ人ではなく、
になることが大切なんです。
だからこそFPは、
を選びます。
もっと言えば、
を決めます。
これが、本当の資産形成なんです。
今日からやるべき3つのこと
それでは、
この記事を読み終わったら、
何をすればいいのでしょうか。
FPとしておすすめするのは、
たった3つです。
① NISA口座を開設している方
今持っている投資信託の
を一度確認してください。
② まだ始めていない方
まず、
を見ることです。
いきなり買う必要はありません。
見るだけでも十分勉強になります。
③ 目的の可視化
を紙に書いてみてください。
教育費なのか。
住宅資金なのか。
ここが決まれば、商品選びは、
驚くほど簡単になります。
投資信託は、
魔法の商品ではありません。
しかし正しく選び、正しく続ければ、
皆さんの老後資金作りを支えてくれる、
非常に心強い存在になります。
そして、
一番儲かる商品を探すのではなく、
これが、現役FPとして、
皆さんに一番お伝えしたい、
投資信託選びの考え方です。
迷ったら、プロの判断基準を
このブログで手に入れて下さい。
FP実況中継でした。
